強い言葉 弱いわたし

 

どうも、前回長めの投稿をしてすっかり満足してしまった私です。いやはや9月ももう半ばですね。体感速度的には5月中旬くらいなのに。
時の流れはこわいなぁ。

 

 

今回は「言葉」をテーマにたらたら書いていこうと思います。いつも通りのたらたら具合なのでご容赦願います。

 

 

最近、とある事柄をインターネットで検索していた際に感じたことがあります。

 

それは、個人の主観をさも一般論として書いている情報が多すぎじゃないか?ということです。

 

 

就活中や就職前の現在、「○○がない企業はブラックが多い」という言葉に私は幾度となく安堵と不安を覚えていました。

 

その情報に自分の内定先が合致していなければ、ホワイト企業

 

その情報ち自分の内定先が合致していれば、ブラック企業

 

 

情報を鵜呑みにすることは良くない、と頭では分かりつつも、心が揺らぐことだってあります。

しかし、色んな情報から安堵と不安をもたらせられすぎた私は、以下のように思い始めてきました。

 


個人の感想を一般論のように語るな!!!!!!!!!!!お前は日本企業の全てを隈なく見て社員全員にアンケートでもしてきたのか!!!!!!!!!!???????
そうじゃないならすぐにその書き方改めろ!!!!!!!!!!!!!!言い終わった後は(個人の感想です)くらいつけろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


以上です。取り乱しました。大変失礼致しました。(熱盛誤爆後の報ステアナウンサー風)


情報の真偽の見極めや取捨選択をしろ、自分の軸があれば情報に惑わされない、と膨大な情報を目の前にした受信側はどうにかこうにかしてその情報量に自分の足元がすくわれないようにします。

 

しかし、少しでも油断しようものなら、いつでも「情報」は私たちから姿勢を崩そうとしてきます。

 

そうならないように自分を律しても、少しでも弱さを見せるとすぐダメになります。

 

これが、ただの個人の感想ならそこまで大打撃は受けないのかもしれません。ですが、「一般論」として書かれた情報は平気で心に揺さぶりをかけてきます。


それが我慢ならないのかもしれません。

ただ、よくよく振り返ってみると、私も似たようなことを言っているような気がしてなりません。


就活中によく聞くような、そして私もよく言っていたような言葉たち。

 

 

「営業とか絶対いやだ」
(私はむしろ営業職やりたい方だけど、営業のdisられ具合すごい)
「金融はキツそう」
(半沢直樹を観ただけで決めつけるわたし)(ごめんなさい)
「IT、介護、飲食はブラック」
(世間の風潮だけで決めるわたし)(ごめんなさい)


ここで改めなければならない点は、やはりすべての日本企業を具に調査したわけではないのに、自分の見解が全てであるかのように語る点だと思います。


大きな社会の枠組みを垣間見た時、どこか大きな気持ちになってはいなかっただろうか。

人それぞれ人生における選択は違うのに、自分の中の物差しを他人に当てはめていい気になってはいなかっただろうか。


「自論を一般論として語るマン」に気づいたとき、そんなことを思う自分がいました。


強い言葉は、弱い自分を覆い隠すための着ぐるみに過ぎなかったのだと思います。


強い言葉を探して安堵するのではなく、何か別の方法で弱い自分を受け入られるようになりたいもんです。


話は戻りますが、自論を一般論として語るマンは本当に書き方を改めて頂きたいですよね。彼らも強い言葉がどれだけ影響があるかを分かっていて、強い言葉を選んでる気がしますけども。


英作文で頻出表現 I think that節 がどれだけ有能だったか思い知るはめになりました。日本語は文末に大事なことを持ってくる言語らしいので、文末にでも(個人の感想です)をつけて欲しいですね。


特に、強い言葉を使ってる人はね。


たらたら書きすぎたので、このへんで終わりたいと思います。強い言葉に縋る弱いわたしの一つの戒めになりますように。

 

 

(この文章は全て個人の感想です)